画像を見る

9月27日、ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)第2弾の放送が決定した。「おっさんずラブ」は2018年4月から6月に放送された連続ドラマ。不動産会社に勤めるはるたんこと春田(田中圭・35)と後輩の牧(林遣都・28)、春田に片思いする黒澤部長(吉田鋼太郎・60)の三角関係が話題になり大ヒット。現在、続編の劇場版も公開中だ。

 

第2弾は11月2日に放送開始。舞台を航空会社に移し、田中・吉田以外のキャストは一新して、前作とは全く別の世界観でスタートする予定だという。

公式ツイッターアカウントには「単発から約3年 皆様の声援のおかげでたくさんの物語を紡ぐことができました 天空不動産編は映画にて完結。令和の冬は新しい世界へ(略)これまでの全てに心から感謝をこめて皆様に楽しんで頂けるよう頑張ります」とのコメントが掲載された。

 

人気ドラマの新作発表にファンはさぞ喜んでいるかと思いきや、ツイッターは阿鼻叫喚の嵐になっている。

 

《はるたんが牧くん以外の誰かを好きになる話なら辛くてみれません。この発表をみただけで悲しくて涙が止まりません》《牧くんはどこ?》《男同士でわちゃわちゃしてたらホイホイ釣れると思ってる?信じてたのに裏切られた気分だわ》など、春田の相手役が変わることを受け入れられないファンから非難が殺到。「第2弾は見ません」という声が多数寄せられているのだ。

 

「おっさんずラブ」の始まりは、2016年放送の単発ドラマだった。春田と、春田に片思いする黒澤、黒澤のライバルとして春田を取り合う後輩という設定は連続ドラマ版と同じ。ライバル役が長谷川(落合モトキ)という点だけが異なっている。

 

単発ドラマの評判が良かったため、落合を林に変更して連続ドラマ化して大ヒットに至ったという経緯。それだけに、製作スタッフは「このパターンなら相手役を変えて今後も続けられる」と考えたのだろうか。

 

連続ドラマ第1弾の「おっさんずラブ」は黒澤が春田に失恋し、牧と春田が結ばれた。そのため、続編ネタに困るのもたしかだ。現に、劇場版では盛り上げるために無理やり作ったような展開も見受けられた。

 

「おっさんずラブ」はDVD&Blu-ray週間売上がドラマ史上初の2連続1位になり、イベントやグッズ収入も大きいドル箱コンテンツ。なんとしても続けたいというテレビ局の気持ちが見え隠れする。

 

早くも波紋を呼んでいる「おっさんずラブ in the sky」。はたして、第1弾と同じようなヒットを記録することはできるだろうか。

【関連画像】

関連カテゴリー: