開催中のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で10月13日、日本代表が4年前のW杯で惨敗した強豪・スコットランドを撃破。予選リーグを4戦全勝の1位通過で、史上初の決勝トーナメント進出を果たした。
次戦は20日に準々決勝で、4年前に“奇跡の勝利”を果たした南アフリカ戦に挑む。今大会の放映権をゲットした日本テレビとNHKの幹部は笑いが止まらないようだ。
「今月5日に日テレで中継したサモア戦の視聴率は32.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。15日に発表されますが、同局が生中継した予選リーグ突破のかかったスコットランド戦はそれをはるかに上回るでしょう。20日の南ア戦は当初、NHKのBSのみの中継予定でした。しかし低視聴率にあえぐ大河ドラマ『いだてん』の放送を休止して、地上波で中継することをあっさりと決断しました」(テレビ局関係者)
決勝トーナメントは「負けたら終わり」の1戦だけに、スコットランド戦以上の視聴率を上回るのは必至。その注目度はまるで“ラグビーバブル”の状態だが、この状況は年末まで続きそうだという。
「南ア戦に敗れたとしても、11月2日まで大会は続きます。リーチ・マイケル主将(31)らは大会関連番組、各局の情報番組、バラエティー番組などに引っ張りだこになるでしょう。現役選手のみならず、日本代表OBらも大会期間中は多忙な日々を送ることに。おおみそかの紅白も特集コーナーを組むと目されており、日本代表の選手たちは年末まで大忙しになりそうです」(スポーツ紙デスク)
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