10月15日、波瑠(28)の主演ドラマ「G線上のあなたと私」(TBS系)第1話が放送された。
いくえみ綾の同名漫画を実写化したドラマ。寿退社直前に婚約破棄された小暮也映子(波瑠)は、ショッピングセンターで見た「G線上のアリア」のバイオリン演奏に心を打たれる。そして大学生・加瀬理人(中川大志)と主婦の北河幸恵(松下由樹)と共に、大人のバイオリン教室に通い始めることに。そんな年齢や立場の異なる3人の思いや人間模様を描いたストーリーとなっている。
放送終了後、Twitterでも《期待を裏切らない面白さ》《3人が奏でていくハーモニーが楽しみです》といった感想が続々と上がっていた。
そんななか、加瀬を演じる中川大志(21)の“こじらせ”ぶりがネットで反響を呼んでいる。加瀬は、兄の元婚約者でバイオリン教室の講師・久住眞於(桜井ユキ)に想いを寄せる19歳の大学生。その秘めた想いを上手く表せず、不器用にふるまってしまうのだ。
《大志くん、素直になれない19歳の演技とっても素敵 言いすぎちゃった後の後悔の感じとか、恋に必死でどうしようもないところとか、すごくすごく伝わってくる》
《中川大志さん…ありがとう、とてもとても癒されました ツンデレ属性の年下イケメンなんて、好きが渋滞して心が追い付きません…》
《いやぁ、影のある中川大志くんの眼差しイイね》
中川といえば11年の「家政婦のミタ」(日本テレビ系)や16年のNHK大河ドラマ「真田丸」で俳優として頭角を現し、今や演技力に定評がある実力派だ。連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合)でもヒロインの夫役を好演したのも記憶に新しい。
そんな中川は17年4月、スポーツニッポンのインタビューで演技への意欲についてこう語っていた。
「この役者なら見てみたいと思われたい。見終わった後には、中川大志以外、想像がつかなかったと言ってもらいたい」
本作で中川の演技はどう変化していくのか。その行方を見守りたい――。