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「嵐の『YouTube』公式チャンネル開設翌日、日間動画再生回数増加ランキングによると660万回再生されており、断トツの第1位を獲得しました。登録者数でも、100万人最速日本記録を樹立しています」(IT業界関係者)

 

10月9日に嵐のYouTube公式チャンネルが開設され、登録者を着実に増やしている。18日には、嵐の櫻井翔(37)が今年の『NHK紅白歌合戦』の白組司会を昨年に続いて2年連続で務めることも発表された。“国民的アイドル”としての嵐の人気ぶりはここにきて、ますますヒートアップしている。

 

「最近、櫻井さんが会員制サイトのブログで《今年、活動休止を発表した嵐》と後ろ向きに報じられることに異議をとなえています。《今年、20周年を迎える嵐》だと強調しているんです。櫻井さんがサポーターを務めるラグビーW杯が終了する翌日の11月3日は、嵐のデビュー記念日です。20周年という大きな節目だからこそ“ファンに新しい試みを届けたい!”という熱い思いがつづられていました」(前出・音楽関係者)

 

なぜ今回、嵐はジャニーズデビュー組で初めてYouTube開設に踏み切ったのか。

 

「ジャニーズ事務所は、もともとSNSには消極的でした。始めるとしても、本来はデビュー組のなかでも新人のメンバーが試しに始めるのが通例でしょう。そんななか、事務所の大黒柱である嵐のメンバーが決断したのは、決して営利的な目的ばかりではありません。10月16日発売のクリップ集『5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019』の売り上げ予測も達成したうえでのチャンネル開設でした」(別の音楽関係者)

 

開設には2大理由があるという。

 

「ジャニー(喜多川)さんが亡くなり、嵐の5人は『将来のジャニーズのために!』という思いを込め、後輩に道を開こうとSNSに率先して協力したそうです。今後、若いアイドルたちはネットや海外に向けた活動が主流になってくることは間違いない。そのために自らが礎となる心づもりのようです」(前出・音楽関係者)

 

そして2つ目の理由は今後、嵐がこの公式チャンネルで流したいと願う“新たな映像”があるからだという。

 

「3度にわたって公開された嵐の主演映画『ピカンチ』シリーズの続編を見たいという要望が、長らく多くのファンから寄せられています。『ピカンチ』は02年10月に公開された嵐の初主演映画で、メンバー5人にとっても、思い入れが非常に強い作品です。その後04年、14年と3作作られ、近年も一部で“続編が製作される”との報道もありました」(映像関係者)

 

『ピカンチ』はV6井ノ原快彦(43)の青春時代を原案に品川にある巨大団地「八塩団地」で育った幼なじみ5人組の友情やリアルな悩みを描いたファンの間では伝説的な作品だ。

 

「実際には『ピカンチ』の第4作は製作されておらず、残念ながら今回の公式チャンネルでその新作が流れることはありません」

 

そう断言するのは、前出の映像関係者。

 

「ただ、実は以前から水面下で嵐5人が何らかのドキュメンタリー映像を極秘で撮影しているとの情報が浮上しています。その監督が、『ピカンチ』を手がけた堤幸彦氏だという説も出ているんです。いろいろな事情で、しばらく撮影が中断していたものの、今夏に撮影再開されたといいます」

 

今回開設されたYouTubeチャンネルで、その一部が公開される可能性があるというのだ。11月9日、嵐は「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、奉祝曲を披露する。

 

「“日本を代表するグループ”として、その舞台裏も新たに撮影するかもしれません。いまや登録者数が150万人となった嵐のYouTubeチャンネルで演奏の一部、もしくは楽屋裏を当日、見に来られないファンのために配信することもできるようになります。ファンを大切に思う彼らにとって、このチャンネルはファンとの新たな架け橋なんです。将来的にはそのドキュメンタリー映像を映画化する可能性もあるのではないでしょうか」(前出・映像関係者)

 

99年11月3日、東京・代々木体育館で初めて握手会を開いた嵐。それから20年――。

 

嵐がファンに贈る“新しい試み”はSNSだけにとどまらず、「5人の新作映画」という最高のプレゼントになることを期待したい。

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