「令和になって初めてということもあって、スタッフの気合は昨年以上。しかし、出場歌手選考はかなり難航しているそうです。目立ったヒット曲が少なく、サプライズ候補探しに奔走していると聞いています」(NHK関係者)
大晦日の風物詩、NHK紅白歌合戦。10月18日には紅組司会を綾瀬はるか(34)、白組司会を嵐の櫻井翔(37)が務めると発表され、11月下旬に予定されている出場者発表への期待は高まるばかり。NHK内でもごく一部のメンバーだけで進められると言われている出場者の選考会議。そんな極秘の当落速報を総力取材!
まず、成功を大きく左右するといわれているのが初登場組。そのなかでもいちばんの目玉候補が、広瀬すず(21)主演の連続テレビ小説『なつぞら』で主題歌を担当したスピッツだ。
「これまで何度もNHKは出演オファーを出してきましたが、全て断られていました。しかし今年は朝ドラ100作目という節目の主題歌を担当し、老若男女問わず幅広い世代に楽曲が浸透しています。10月には9年ぶりにNHKの音楽番組『SONGS』にも出演するなど、お膳立ては十分。ファンを公言している草刈正雄さん(67)など『なつぞら』の出演者が応援に駆け付ける演出も計画しているといいます」(音楽関係者)
スピッツと並んで期待されるのが、歌手としても活躍している菅田将暉(26)だ。
「例年、8月に紅白制作チームを立ち上げるのですが、最初に出演交渉をしたのが菅田さんだといいます。菅田さんは今年、全国ツアーを開催するなど歌手活動を精力的に行っており、高い歌唱力が評価されているようです」(前出・音楽関係者)
一部しか知らない紅白出場者内定リスト
フレッシュな若手起用は他にも!
「常連だったEXILEと三代目J SOUL BROTHERSが大規模なカウントダウンライブを実施するので今年は欠場する可能性が高いです。そこでボーカルの片寄涼太さん(25)を中心に人気急上昇中の“弟グループ”GENERATIONS from EXILE TRIBEにオファーしているといいます。また、映画の主題歌がストリーミング配信サービスで1億回再生を記録した“ヒゲダン”ことOfficial髭男dismの出場はほぼ確実でしょう」(前出・音楽関係者)
令和初にふさわしい新星たちの共演で、課題であった若年層の取り込みなるか――。