11月13日に旅番組『太川蛭子の旅バラ』(テレビ東京系)が12月25日で終了すると、俳優の太川陽介(60)とタレントの蛭子能収(72)が番組内で発表した。07年から17年まで放送された『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)を前身番組とし、19年4月に開始した同番組。“脱力系コンビ”の太川と蛭子の繰り広げる珍道中が、幅広い世代から人気を博した。
同番組が終了に至った理由は、蛭子の体力低下によるものだという。各メディアによると、番組後半に太川が蛭子を指して「もう歩きたくないんでしょ」と笑顔で質問。すると「体力の限界…」というテロップが表示され、蛭子が「歩くのだけがね」と体力の限界を明かしたという。
10月17日には有吉弘行(45)が《もーおー。 また送られてきたよ。。。 蛭子。。。》と前日にしたツイートを引用し、《昔から俺のことをちょこちょこ構ってくれるんだよ。俺はバス旅のロケ中で元気です》と元気そうな近況を伝えていた蛭子。
だが、70歳を超える蛭子にとって歩きでの旅は困難だったようだ。「路線バスのみ使う」という前身番組のルールを変更し、同番組からは「合計1万円までタクシー利用可」といった蛭子を考慮した新ルールで負担軽減に努めていた。そんな蛭子にとって唯一の冠番組がわずか8カ月で終了という事態に。SNSでは惜しむ声が寄せられている。
《悲しいなぁ… お疲れ様でした》
《さすが72歳で あれだけ歩かされたら体力の限界と言っちゃうよね…… 毎回どこかで必ず歩きがあるから無理だよね。。。》
《これは残念だけど致し方なしだろうなぁ 自分も好きで見てたけど、蛭子さんやっぱりしんどそうだったもの ここで無理させて収録中に事故、なんてなったらシャレにならないし》