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麻薬取締法違反の罪で起訴され、12月6日に勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された女優・沢尻エリカ被告(33)。連日のようにその続報を、各スポーツ紙が報じている。

 

各紙によると保証金は所属事務所のエイベックス・マネジメントと家族が工面し、身元引受人は母・リラさんに。同署で迎えの車に乗り込んだ沢尻被告は集まった報道陣に姿を見せることなく、薬物依存治療のため都内の大学病院へ入院したという。

 

また沢尻は所属事務所を通じて《今後、違法薬物と決して関わりの持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します》とコメントを発表した。

 

「入院したのは、多くのVIPも受け入れる病院。治療に専念できることはもちろんのこと、報道陣からの取材攻勢を気にすることもありません。今後、報道陣の前に姿を見せるのは初公判になりそうです」(芸能デスク)

 

沢尻被告の逮捕を受け、出演予定だった来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は川口春奈(24)が代役に決定。そのほかKaoru Amane名義で発売したCDの出荷停止、音源のデジタル配信停止を所属レコード会社が発表した。またWOWOWは放送予定だった出演作「食べる女」を別の映画に差し替えた。

 

「ただ動画配信サービス『Amazonプライムビデオ』で『沢尻エリカ』と検索すると、主演映画『ヘルタースケルター』やヒロインをつとめたTBS系ドラマ『タイヨウのうた』など、22本の作品が視聴可能となっています。ほかの動画配信サービスなどでも、沢尻被告の作品はそのまま残されているようです」(芸能関係者)

 

そこには芸能人の逮捕後の規制に対する視聴者の反応も影響しているようだ。

 

「まず有料で視聴するコンテンツはスポンサーに配慮する必要がありませんし、何よりも見るかどうかがユーザーの選択に委ねられています。また最近では有名人の逮捕による作品の規制に対し、『作品に罪はない』などの声が上がることも増えてきました。そうした世論を考慮して、様子を見ている状況なのでしょう」(前出・芸能関係者)

 

一部では逮捕による損害賠償額が10億円にのぼる可能性も指摘されている沢尻被告。その余波はどこまで広がるのか、今後も注目を集めそうだ。

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