その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【SNSでの発言にはご注意ください】
僕が立たせてもらっている劇場で、楽屋が少ない所があって。若手芸人は、かわりに階段を使って着替えたり荷物を置いたりしてるんですよ。それがこの前、階段に置いてあって小道具が壊されるっていう事件があって。犯人が名乗りでないことに怒った先輩が、SNSで「今後、階段は立ち入り禁止!」って宣言をしました。
それから数日後に、たまたまその先輩と会ったんですけど、「あの階段に何かいない?」って聞いてくるんです。なんでも、階段の掃除をしてからめちゃくちゃ具合が悪いとのこと。さっそく霊視してみると、たしかに悪いものがたくさん憑いていて。でもそれ、全部生き霊なんですよ。そのとき「きっと芸人たちの恨みの念だろうな」ってピンときました。
実は例のSNSでの発言、芸人たちから大ブーイングで、かなりの恨みを買ってたんです。体調にも影響が出てるみたいだったので、さすがに本当のことを伝えて。すぐに立ち入り禁止を撤回する投稿をしてもらいました。すると、見る見るうちに生き霊が消えていって。ひと安心でしたよ。
「炎上」とかよく言いますけど、実際に恨みの生き霊が憑いちゃうこともあるので、要注意です!
【お知らせ】
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光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!
「女性自身」2019年12月24日号 掲載
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