安田大サカースのクロちゃん(43)がプロデュースするアイドル「豆柴の大群」。そのデビューシングル「りスタート」が12月19日付のオリコンランキング・デイリーチャートで第1位を獲得した。「水曜日のダウンタウン」(TBS系)内の企画「MONSTER IDOL」で誕生した同グループ。その人気ぶりが今、破竹の勢いを見せている。
「MONSTER IDOL」はクロちゃんがプロデューサーとしてアイドルの卵を育成し、デビューさせるまでを追ったドキュメンタリー企画。18日の放送では候補生16名の中から勝ち抜いたアイカ、ナオ、ミユキ、ハナエの4名が豆柴の大群としてデビューすることが決定した。さらに「りスタート」がタワーレコード限定で翌日からリリースされるとも緊急発表された。
タイトル曲の作詞作曲を手がけたのは、クロちゃん。同シングルには「続行」「解任」「解任&罰」の3パターンがあり、その売れ行きでプロデューサー・クロちゃんの今後の処遇が決まるというシステムだ。
放送終了後、Twitterの番組公式アカウントが「りスタート」の発売を告知すると、投稿直後から大きな反応が!投稿から2日経った現在で1.8万件ものリツイートと5.2万件もの“いいね”を記録。さらにYouTubeで公開されたタイトル曲のMVは、すでに288万回以上もの再生回数を記録している。
また「豆柴の大群」のメンバーそれぞれがTwitterアカウントを開設したところ、直後から2万フォロワーを即達成。現在ハナエとミユキは7.5万人、ナオは9.6万人、そしてアイカは11.9万人ものフォロワー数に及んでいる。
「りスタート」はリリース当日から売り切れ店舗が続出。タワーレコード東浦店はTwitterで《大変申し訳ございません、、、シングル『#りスタート』3形態すべて品切れております》と報告している。さらに各地のファンは《豆柴の大群買いにわざわざタワーレコード行ったのに全種類売り切れ》《近所のタワレコに豆柴の大群のCD買いに来たのに売り切れでワロタ》と悲鳴を上げている。
豆柴の大群が所属するのは、新進気鋭の事務所・WACK。昨年「日本レコード大賞」新人賞を受賞したBiSHも所属している。その縁で「りスタート」の振り付けはBiSHのアイナ・ジ・エンド(24)が担当し、CDにはアイナの歌唱バージョンも収録されている。
「WACKは代表取締役の渡辺淳之介氏(35)が”クソ”と自称し、過激なギミックをアイドルたちに課すことで有名です。全裸MVや連続24時間のイベント、さらに昨年6月には『先に謝罪キャンペーン』と銘打ち『謝罪本』という冊子を所属アーティストが謝りながら配布するという企画も開催しました。そんなWACKとクロちゃんの”ゲス”な蜜月は時代にピタリとハマり、豆柴の大群は大きな注目を集めた形です」(音楽関係者)
クロちゃんもTwitterで《彼女達を1位にしたいので、豆柴の大群P続行ver.を買ってほしいです》《信じてついてきてくれてるメンバーの為に僕のプロデュースを続けさせてください》と意気込んでいる豆柴の大群。大化けの日は近いかもしれない。