残すところあと少しとなった19年。元号も「平成」から「令和」へと変わった激動の1年だったが、芸能界も大きく変化した1年だった。本誌が目撃した驚きのスクープから特に反響の大きかったものを今一度お届けしたい。
「信じられる? 私たちの時代だったら、吉永小百合さんがうちに来るみたいなもんだよ」興奮気味にこう語るのは蒼井優(34)と電撃結婚した南海キャンディーズ・山里亮太(42)の母。極秘裏に進められていた顔合わせで見せた蒼井の素顔を、山里の実母が本誌にだけ明かしてくれた。(以下、2019年6月25日号掲載記事)
「4月の中旬だったでしょうか、亮太から『結婚する』とLINEが来たんです。当然、『誰と?』って聞きますよね。そうしたら『業界の人。名前はまだ教えられない』と言うんですよ。でもしばらくたってから『実は……蒼井優さんなんだ』と報告が。もうびっくりしました。発表前には、お父さんと優ちゃんの映画を見に行きました。『お父さん、あれが亮太の嫁だよ。山里家に来るんだよ、信じられる? 私たちの時代だったら、吉永小百合さんがうちに来るみたいなもんだよ』って。内容なんて全然、頭に入ってきませんでした(笑)」
そう語るのは、南海キャンディーズ・山里亮太(42)の実母だ。日本中が驚いた蒼井優(33)と山里の電撃結婚。交際期間2カ月で、6月3日に入籍届を提出したという2人。両親にも直前まで名前を明かさないほどの“超極秘交際”だった。実際、山里の母が蒼井と初めて会ったのは入籍のわずか4日前だったという。
「亮太に言われて、5月30日に自宅へ行きました。優ちゃんは大女優さんとは思えないくらい、気配りができて素晴らしい女性でした。私がお茶を入れようとしたときには、『お母さんは座っていてください』と言ってくれてね。話の途中で亮太が困ったときも、『こうじゃない?』と的確にアドバイスするんです。私が亮太に『優ちゃんがいらないと言っても、婚約指輪は買ってあげなさい!』と言ったときも、『いえ、私はいいんです。物よりも2人で楽しい思い出をためていきたいので』と。本当にカッコつけないし、偉ぶらない子です」
そんな山里の母だが、当初は心配していたという。だが、その思いは杞憂だったようだ。
「だってうちのクズみたいな子のところに、あんな大女優さんが来たんですから。亮太が強引に迫って、しぶしぶOKしてくれたのかなと思っていました。でも亮太の家で初めてお会いしたとき、優ちゃんが『初めまして、蒼井優と申します』とあいさつしてくれてね。私はポーッと見とれちゃって、『夢じゃないかしら。夢なら覚めないでほしい』と言ったんです。そうしたら、優ちゃんが『こちらこそです』と言って笑ってくれました。あの会見を見ても、本当に相思相愛なんだということが伝わってきました」
現在はまだ同居しておらず、これから新居探しをするという蒼井と山里。両家の顔合わせはこれからだという。そして母は、2人の今後について最後にこう語る。
「優ちゃんには、亮太の扱い方をお伝えしました。あの子は気難しいところもあるんでね。『亮太はぷ〜っと不貞腐れるときがあるの。でも2時間くらい放っておけばいいから』と教えたんです。優ちゃんは微笑みながら『はい、お母さん。わかりました』と言っていました(笑)。そして、亮太にはこう言いました。『あんた、すべて勝ち取ったね。何十倍も努力して、最後にこんな素晴らしいご褒美が来た。お母さんはお前のこと、誇りに思う』と。あとは『優ちゃんに捨てられないよう、一生懸命働きなさい。そして優ちゃんのことを一生懸命大事にしなさい』と。これからも2人で力を合わせて、頑張っていってほしいと思います」