12月28日、令和初となる「NHK紅白歌合戦」のリハーサル初日が行われた。そこに、氷川きよし(42)が登場。囲み取材で語った内容が大きな反響を呼んでいる。
今年の紅白では「紅白限界突破スペシャルメドレー」を披露する氷川。囲み取材に登壇した当初、「手が震えるほど緊張しちゃって」「今回すごいことになるんですよ」とステージの演出が“限界突破”であることを明かした。
そして衣装の雰囲気を問われると、「紅組のような白組のような」とコメント。続けて「今年はきよし君、Instagramを始めましたよね」と話を振られると「そうですね、キーちゃんとしてね」と君づけを訂正した。
さらに「今までの氷川きよしとされていたものを20周年の年に、もっと自分らしく。イメージをぶち壊したい」と意気込んだ氷川は、こう語った。
「今までの氷川きよしはバックボーンとして。毎日一生懸命、精一杯やってきたんですけど、これからは時代も変わって。自分らしく、ありのままの姿で音楽を表現したいなって」
12月発売の『週刊新潮』で「あくまで『演歌の王道』を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて……」と求められる姿とのギャップについての苦しみを語っていた氷川。それゆえに、紅白でのパフォーマンスについて「キーちゃんの今年の集大成ですね」と問われると「キーちゃんらしく。きよし君はもうサヨナラして」ともコメントしていた。
記者から「綺麗って言われてるじゃないですか」と話を振られると「よく言われるんですよ」「嬉しいですよ、汚いって言われるよりかはね!」とジョークも飛ばした氷川。一連の氷川のコメントが報じられるとネットでは大きな反響が。Twitterでは氷川を支持する、こんな声が上がっている。
《紅色か白色かではなくて、自分色が出せるのが一番ですね》
《胸を張って自分を解放する姿がとても輝いています。同じ歳なので刺激を受けます》
《きよし君だろうときーちゃんだろうと 歌のうまさは別格!!応援してます》
その後、氷川は自身のInstagramで《リハでしたー by kii》とつづり紅白のロゴを背景にした自撮りをアップ。投稿4時間で1万3,000件以上もの“いいね”を記録している。