芸人のアキラ100%(45)が1月11日スタートするドラマ『トップナイフ―天才脳外科医の条件―』(日本テレビ系)に、レギュラー出演すると発表された。主演を天海祐希(52)が務め、椎名桔平(55)や三浦友和(67)といった実力派が脇を固める医療ドラマだ。
地上波ドラマで初のレギュラー出演を果たすアキラ100%だが、普段はお盆で股間を隠しながら裸芸を披露するピン芸人だ。17年の『R-1ぐらんぷり』では初の決勝進出ながら、見事優勝に輝いた。そのいっぽうで、“一発屋”ならではの宿命も背負っていた。
「18・19年に情報誌が実施した調査『これから1年で消えると思う芸人』では、2年連続で1位にランクイン。『裸芸に飽きた』や『メディアであまり見かけなくなってきた』といった厳しい声も一部ではありました」(テレビ誌関係者)
そんななか、昨年には映画『こはく』では本名の「大橋彰」名義で井浦新(45)演じる主人公の兄役を好演したアキラ100%。俳優としての評価も徐々に高まっているようだ。
「元々アキラさんは役者志望で、椎名桔平さんの付き人をしていたことでも有名です。『こはく』で監督を務めた横尾初喜さん(40)はアキラさんの舞台での演技を絶賛し、17年に自身の映画に起用しています。井浦新さん(45)も『アキラさんが熱演しないと成立しないシーンがあった』と感嘆していたほど、演技力も高い。オファーを考えている監督やプロデューサーは多いようで、昨年もドラマ『G線上のあなたと私』(TBS系)や、今年2月公開の映画『スマホを落としただけなのに』といった話題作にも次々と起用されています。板尾創路さん(56)や片桐仁さん(46)のように演技に定評のある役者として躍進するでしょう」(芸能関係者)
Twitterでは、そんなアキラ100%のドラマ出演を期待する声が相次いでいる。
《アキラ100%さんの演技好きなのでドラマレギュラー嬉しいなあ》
《この人が演じるのすごく自然で演技が上手くてとても好きです!!》
ようやく役者への道を切り拓いたアキラ100%。新ドラマでは、かつての恩師・椎名桔平との共演にも注目が集まりそうだ。