ようやく踏み出せる第一歩。1月22日にシングル『Imitation Rain/D.D.』(同時CDデビューするSnow Manとの両A面作品)でデビューしたSixTONES(ストーンズ)は、全員がジャニーズJr.歴10年以上という下積みの長いグループだ。
これまで何度も、デビューのチャンスをつかみかけては逃してきた彼らだけあって、現在開催中のアリーナツアーでは、感極まって涙ぐんでしまう場面もあった。そんなメンバーが、デビューを迎えた今のありのままの思いを本誌に語ってくれた。
■「僕たちの、何かに立ち向かっていく力はすごく強いと思います」松村北斗(24)
――デビューへの思い
デビューは僕たちにとって、ものすごく壮大なスタート。積み上げてきたものを変えるつもりはないし、むしろ過去の大切さをすごく感じていて。CDを出すことで新たに知ってくれる人たちには、デビューまでの一進一退とか、過去の活動までさかのぼって見てもらえたら、おもしろいんじゃないかな。
グループとして、あえて目標は決めないことにしてるんですが、みんな誰よりも向上心があるし、何かに立ち向かっていく力はすごく強いと思います。
――自分について
僕についてですか? 照れくさい……(笑)。清潔感があって整っているものに妙な色気を感じるほうなので、自分自身もきれいでいようと意識はしてます。
でもむしろ、自分はこれだって決めつけないところが強みなのかも。この6人は勝手にバランスが取れちゃってるから、自分の役割も考えたことないですし。これからもいいなって感じたことは、何でもやってやろうと思います。
――メンバーについて
(田中)樹はバランスを取るのがうまくて、何かを決めるときはいつも中心にいてくれる。高地(優吾)はよく「笑顔を大切にしたい」って言うんですけど、それってうちで唯一のキャラクターなんですよね。ジェシーは僕たちのシンボルで、センター以外が似合わない。
京本(大我)は、パフォーマンスの質をぐっと上げてくれる人。彼とは、お互いプライベートは干渉しない、ちょうどいい距離間です。(森本)慎太郎は、とにかくずっとしゃべってますよ(笑)。ムードメーカーですね。
「女性自身」2020年2月4日号 掲載