ようやく踏み出せる第一歩。1月22日にシングル『Imitation Rain/D.D.』(同時CDデビューするSnow Manとの両A面作品)でデビューしたSixTONES(ストーンズ)は、全員がジャニーズJr.歴10年以上という下積みの長いグループだ。
これまで何度も、デビューのチャンスをつかみかけては逃してきた彼らだけあって、現在開催中のアリーナツアーでは、感極まって涙ぐんでしまう場面もあった。そんなメンバーが、デビューを迎えた今のありのままの思いを本誌に語ってくれた。
■「デビューして、ここからまた頑張らないといけないなって」高地優吾(25)
――デビューへの思い
感情むき出しで喜ぶっていうより、ここからまた頑張らないといけないなって気が引き締まった感じですかね。だから、みんな意外と冷静でしたよ。
グループを結成したばかりのときは、どこか部活感覚だったんですけど、20歳を越えたくらいから、みんなちゃんと仕事として意識し始めて。今はエンタテインメントとして、いいものを作ろうって考えになってきましたね。
――自分について
いちばん個性がないのかなって思います。イジられキャラを引き受けてはいますけどね。最初はプライドもあって、ふざけんなよって思ったこともありましたよ。でも最近は、なんて楽なんだろうって(笑)。
だって、自分のペースで生きてたら周りが勝手にイジってくれて、スポットライト当ててくれるわけですからね。気を使わないでいられるのがすごくありがたいです。
――メンバーについて
ジェシーは肝がすわってて、物おじしないのが魅力かな。ほぼ初対面のタモリさんに「今度一緒にボウリングしましょ」なんて言えたり(笑)。(森本)慎太郎は、いい意味でバカなんですよね。ガタイがいいのに、ささいなことを気にしすぎるっていうギャップもあります。
京本(大我)は努力家。凝り性な部分もあってすごいなって思う。(松村)北斗は、見た目はクールで二枚目なんだけど、実はしゃべりだしたら止まらないっていう意外性がおすすめポイント(笑)。(田中)樹は、全方位の空気が読める人。最年長の俺がめんどくさがってやらないことを全部引き受けてくれてます。
「女性自身」2020年2月4日号 掲載