ファンが見守る中、練習に励むアンドレス・イニエスタ選手(右から3人目)らヴィッセル神戸の選手ら=27日、読谷村のZANPAプレミアム残波岬ボールパーク 画像を見る

 

【読谷】26日に読谷村でトレーニングキャンプを開始したサッカーJ1のヴィッセル神戸を歓迎するセレモニーが27日、ZANPAプレミアム残波岬ボールパークで行われた。元スペイン代表のアンドレス・イニエスタや元日本代表の山口蛍、西大伍らスター選手をひと目見ようと、多くのファンも詰め掛けた。神戸の読谷キャンプは5回目。2月2日まで同地で行う。

 

歓迎セレモニーであいさつした石嶺伝実村長は、元旦にあった天皇杯での優勝をたたえた上で「今年も読谷は全面的にチームを応援する。まずはアジアチャンピオンズリーグを目指して頑張ってほしい」と激励した。

 

トルステン・フィンク監督は「素晴らしいホテルやピッチ、おもてなしに感謝している。ここから素晴らしいトレーニングをして、シーズンに向けた良い準備ができると思う」と意気込んだ。

 

沖縄市から駆け付けたサッカー少年の眞境名莉生さん=山内中2年=と弟の琉生さん=山内小6年=は、そろってフィールドに熱視線を送った。琉生さんは「イニエスタ選手が見られてうれしい。めったに会えない選手が間近でプレーしていて、すごく刺激になる」と声を弾ませた。自身もディフェンダーの莉生さんは「酒井高徳選手や山口蛍選手のディフェンス技術を学びたい」と目を輝かせた。【琉球新報電子版】

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