サントリー緑茶「伊右衛門」の公式ツイッターで1月27日に投稿されたツイートが、話題を呼んでいる。同商品のCMで妻役を務める宮沢りえ(46)の写真を添えて、こうツイートした。
《昨晩は、主人が熱演のあまり、皆様をお騒がせしましたようで、すみません。まずは心を落ち着け、茶などお召し上がりくださりませ。妻より》
これは26日に放送された、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の第2話を受けてのもの。本木雅弘(54)演じる“蝮(マムシ)”の斎藤道三が、矢野聖人(28)演じる娘婿の土岐頼純をお茶で毒殺するシーンがあったのだ。
本木といえば、11年から務めている同商品のCMキャラクターでお馴染み。そのことから「#伊右衛門」がトレンド入りするほど、視聴者から“ツッコミ”が続出した。
《こんな恐ろしい伊右衛門があるか!》
《伊右衛門が茶の湯で土岐頼純をおくりびと》
《蝮がお茶で一服盛って殺したから伊右衛門飲む度に思い出すじゃないか!》
同社のツイートは、このような反響を呼んだ本木への“助け船”だったのだ。そのため、《流石、サントリー 大人の対応》《粋な対応 さすがです》と称賛の声が上がった。
さらに「伊右衛門」シリーズの「特茶」公式アカウントもTwitterを更新。ハッシュタグに「#毒茶 でなく #特茶」と添え、本木をフォローした。
《伊右衛門が話題になっているようですね。ちなみに、特茶にはケルセチン配糖体が入っていますが、体脂肪を減らすのを助けてくれる成分ですので、ご安心を》
そんななか、本木は番組公式ツイッターを通じて出演シーンを述懐した。
《「主君であり娘婿でもある土岐頼純を毒殺するシーンは、かなり緊張感のある現場でした。実人生でも特異な父を持つ娘の婿である自分としては、もしあの時代に生きていたらと思うと他人事とは思えず(汗)」(本木雅弘)》
本回の平均視聴率は17.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と好調をキープしている『麒麟がくる』。まだまだ視聴者を惹きつけそうだ。