エヴァン・レイチェル・ウッド(写真:AP/アフロ) 画像を見る

NBAのコービー・ブライアントさんがヘリコプター事故で亡くなってから3日。スポーツ界からはもちろん、政治家や俳優など各界から彼を悼む声が上がり続けている。そんな中、ブライアントさんのかつての汚点に切り込んだ女優が集中砲火を浴びていることをFOX sportsが報じている。

 

「起こったことは悲劇です。コービーの家族を思うと胸が張り裂けそうです。彼はスポーツのヒーローでした。レイプ犯でもありました。この2つの事実は同時に存在するのです」

 

こうツイートしたのは、映画『レスラー』やドラマ『ウエストワールド』で知られるエヴァン・レイチェル・ウッド(32)だ。

 

ブライアントさんは2003年に当時19歳だったコロラド州のホテル従業員の首を絞め、性的暴行に及んだとして逮捕、起訴された。しかし、原告は証言を拒否。法廷でブライアントさんが公式に謝罪をすることを条件に、刑事訴訟は取り下げられた。ブライアントさんは妻を裏切ったことを認めたものの、性交渉は同意の下だったと主張。双方は民事訴訟で争い、ブライアントさん側が和解金を支払っている。

 

この件をブライアントさんの死後すぐに持ち出したことで、ウッドのツイートはあっと言う間に炎上。

 

ウッドと仲の良い女優として知られるカイラ・プラットは「エヴァン。私とあなたは子どものときに出会って、同じ世界で大きくなったよね。あなたの仕事も尊敬してた。でも、このツイートは何? 何考えてんの?」と強い口調で非難のリプライを送った。

 

また、「裁判では原告が証言を拒否したんだから、コービーは有罪になってない!」という怒りの声が怒濤のごとく寄せられ、ウッドは当該ツイートを削除、アカウントもプロテクトしてしまった。

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