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昨年6月に麻薬取締法違反罪で有罪判決を受け執行猶予中のテクノバンド・電気グルーヴのピエール瀧(52)が、今月下旬から映画のロケに参加し俳優業に復帰することを、一部スポーツ紙が報じた。

 

記事によると、出演するのは、竹中直人(63)、山田孝之(36)、斎藤工(38)の3人が監督する映画「ゾッキ」(来年公開)で、瀧が演じるのは漁師役。

 

近日中にクランクインし、瀧の出演シーンは今月下旬に撮影が行われる予定。昨年3月の逮捕以来、11カ月ぶりの俳優復帰作となる。

 

「コンプライアンスが今ほど厳しくなかった時代は、薬物で逮捕・起訴された大物歌手が判決確定から1年も経たずに復帰していました。しかし、ここ最近は、執行猶予期間が明けてから復帰するというのが“慣例”。瀧さんは懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けていましたから、早くても復帰は21年の7月以降だと思われていました」(芸能記者)

 

記事によると、復帰を後押ししたうちの1人が、監督でプロデューサーにも名を連ねる山田。山田といえば昨年、主演した動画配信サービス・Netflixのドラマ「全裸監督」でも瀧と共演。

 

「さらに、瀧さんが逮捕後の昨年4月、竹中と斎藤と共演した「麻雀放浪記2020」が彼の出演シーンをノーカット公開。その後も出演作何本かが同様に公開されました。もともと逮捕されても、一般社会に比べて復帰が容易と思われている芸能界だけに、彼の早期復帰に疑問符を投げかける人は少なくありません」(前出・芸能記者)

 

実際、ネット上では彼の復帰に

 

《いくらなんでも甘過ぎやしないですか?》
《今から復帰は早すぎる》
《これでは見せしめにならない》
《執行猶予中は少なくとも治療の期間として仕事復帰はあり得ない》

 

など批判が殺到。瀧が復帰への“ハードル”を下げてしまったことが、彼の今後の芸能生活にどのような影響を与えるのだろうか。

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