歌手の美輪明宏(84)が2月11日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。19年9月に脳梗塞を患った美輪。その元気な姿にファンも胸を撫で下ろしたようだ。
番組で脳梗塞に気づくまでの経緯を明かした美輪。ファンから「ゆっくり休んでください。私たちはそれまで待ってます」との手紙を受け取り感動したというエピソードも話した。ネットでは《美輪さん徹子の部屋出てる! 元気だよかった! 涙》《美輪さん病み上がりなのに、観ていたこちらが癒された》《また舞台に立つ姿が見たいと心から思うのです》と美輪の回復を喜ぶ声が上がっている。
番組で「一番辛かったのは脳梗塞によってツアーが中止になったこと」とも明かしていた美輪。大病を患いながらも、ステージに立つ情熱を忘れなかった。そんな美輪にとって入院生活は退屈だったようで昨年12月、本誌の取材に対しこう明かしている。
「私の病室は、ほかの病室より広くて景色もよかったのですが、やはり四角四面で、白とグレーだけの無彩色の中にいたものですから、入院初日から早く自宅に帰りたかったですね」
続けて美輪は「もう大丈夫。安心してください。私は不死鳥ですから」と笑みを浮かべて話し、今年の目標について「私自身の希望は、毎年やってきましたお芝居やコンサートを続けながら、本を書いたりテレビのお仕事をしていきたい」と明かした。しかし「ゆっくりと焦らず、自然の流れのままに参りたいと思います」とあくまで自然体でありたいとも語っていた。
18年、ラジオで「自分はまだまだ青春時代の延長」と語っていた美輪。これからも晴れやかな“青春の日々”を謳歌できるよう願っている――。