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“長年連れ添った妻を捨てて年の離れた女性と再婚なんて!”、と怒りの声もあれば、“年齢を重ねてから新パートナーを見つけられるのはうらやましい”なんて羨望の声もあるはず。ビートたけし73歳で18歳年下女性と再婚の衝撃!

 

「私は結婚は3ステージに分かれると考えています」

 

そう話すのは家族問題評論家の池内ひろ美さん。

 

「第1ステージは一人前になった証しに両親を安心させるための結婚。第2ステージは、子育てのための結婚。第3ステージは子どもが育って手が離れたあとに自分の幸せのためにする結婚。今度のたけしさんの再婚は、第3ステージの結婚。親のためでも子どものためでもなく、自分の人生の最後のパートナーとして相手を選んだのだと思います」

 

たけしは再婚発表時、“所ジョージ夫妻が理想”と語っていたが……。

 

「所さんのように、1から3のステージを同じ人と歩んでいけることは理想的ですが、いまは人生100年時代。子育てが終わってもまだまだ皆さんお若いです。昔は子だくさんで育児も大変、孫が見られたらラッキーなくらいでしたが、今は少子化のうえ寿命も延びているのでひ孫まで見られるくらいの時代。子育てを終えた男女が、本当のつながりを求めるようになったんですね」

 

高齢婚になると、パートナーとの年齢が離れるケースも多い。

 

「たとえばふたまわりくらい離れていると、両親と同世代だったりします。そうすると両親と価値観を共有しているために、意外と話があったりするんです。それに結婚してしまえば本人たちは年の差が気にならなくなります。そして結婚後、子どもができた場合には、より気にならなくなるようです。女性は母親になると精神年齢が上がりますが、男性はいつまでも少年のような心を持っていますから(笑)」

 

「女性自身」2020年3月3日号 掲載

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