2月26日昼、政府は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、この先2週間は大きなイベントの開催を中止や延期するよう要請した。この決定を受けて、急遽コンサートを中止するアーティストが続出している。
もっとも煽りを受けたのが、同日18時半から東京ドーム公演を予定していたPerfumeだ。公演中止が発表されたのは、開場90分前の15時頃。すでに到着して物販列に並んでいたファンも多く、現地では激震が走ったようだ。
Twitter上では《有給取って新幹線で東京入りしたらドーム前で中止と言われて膝から崩れ落ちた私に慰めの言葉をください》《先ほど新幹線で到着しましたがPerfume東京ドーム2日目中止というお知らせ ドーム前はざわついてます仕方ないですね…》《会場で中止発表はきつい》《会場着いて知ったのでちょっと呆然です…》など、東京ドームに集まったファンの嘆きがあふれた。
これまで政府のスタンスはイベント等の開催の必要性を再検討するよう求めるいっぽう、「一律の自粛は要請しない」というもの。
直前の方針転換に《初めてPerfumeのライブin東京ドームに来たのに当日中止とは…たしかにコロナ恐いけど、中止を決定する政府の対応が遅すぎる!!》《政府はイベント中止要請何で昼に出したんだ? その日ライブ見に行く人は新幹線とか飛行機乗ってたり、もう現地に集まってたりするような時間なんだぞ》など、政府の対応の遅さを批判する声も上がっている。
2週間で感染が封じ込められなかった場合、4月以降のイベント開催も危ぶまれる。早期に収束することを祈るばかりだ。