TBS系ドラマ『JIN -仁-』が4月18日から3週連続で土・日に再放送すると報じられた。各メディアによると09年放送の1期と11年放送の2期を再編集し、特別編『JIN -仁- レジェンド』としてオンエアされるという。
TBSは新型コロナウイルス感染拡大の事態を受け、今クールのドラマ『半沢直樹』『私の家政夫ナギサさん』『MIU404』を放送延期とした。代わりに5日から3週連続で『下町ロケット 特別総集編』を、10日には『コウノドリ』の傑作選を再放送する。
新たなラインナップに『JIN -仁-』が加わったことで、Twitterでもトレンド入りするほど注目を集めている。
大沢たかお(52)演じる脳外科医・南方仁が幕末の江戸時代にタイムスリップし、十分な医療器具や薬がないなかで懸命に人々の命を救うストーリー。共演には綾瀬はるか(35)や中谷美紀(44)、内野聖陽(51)といった実力派が脇を固めている。
各メディアによると、大沢は「南方仁は、幕末の江戸にタイムスリップしてしまう医師です。彼はその現実を受け入れ、医療従事者として次々に襲う困難に懸命に立ち向かっていきます。同じ時代に生きる仲間達と支え合い、皆で試練を乗り越えていく姿を是非ご覧ください」とコメント。
そして最後に同作の名台詞である「“神は乗り越えられる試練しか与えない”」という言葉で結んでいる。
「『JIN -仁-』は1期・2期ともに、最終回の平均視聴率が25%超える大ヒットを記録。リアルな描写にこだわった大沢さんは、手術シーンを全て自ら行いました。また作中では医師たちが伝染病のコレラに立ち向かうストーリーもあります。『生きる』をテーマとしたこのドラマは、新型コロナウイルスと闘う現代に寄り添った作品として再評価されるのではないでしょうか」(ドラマ制作関係者)
実際、Twitterではオンエアを待ち望む声が相次いでいる。
《おぉっ、『JIN-仁-』再び! これは楽しみに見てた。新型コロナ渦の中「またやらないかなぁ」と思ってたよ。嬉しい》
《今の時代に大いなるメッセージを投げかけている作品ですね》
《新たな病気と格闘する医師の姿が今と重なる。今見るにふさわしいドラマだと思う》