’05年、亀梨和也(34)と山下智久(35)が初共演して話題となったドラマ『野ブタをプロデュース』。2人が歌った主題歌『青春アミーゴ』はミリオンヒットを記録し、一世を風靡した。あれから15年。当時は役名で「修二と彰」だったユニット名を「亀と山P」にあらため、あの伝説のユニットが帰ってくる。そこで今回、2人に対談形式で語り合ってもらった。
2人が今回リリースするアルバム『SI』(近日発売予定※発売日は決まり次第発表)は、リード曲『Amor』をはじめ全8曲を収録。通常盤にはボーナストラックとして『青春アミーゴ(2020ver.)』も収録される。
亀梨「レコーディングで当時の自分の声を聞いてびっくりしちゃった。なんかカッコつけてるけど、よくこれでCD出せたなって(笑)」
山下「若さゆえの勢いってあるよね(笑)。15年前とは、歌詞の響き方とか重みも変わったかな。この年齢になってみて初めてわかる部分が増えたというか」
亀梨「当時もちゃんと解釈して歌おうとは思ってたけど、どうしたらカッコよく見えるかってことが最優先だったから(笑)。今のほうが、登場人物により感情移入して歌えたかも」
山下「『2人で1つだった』時期があって、大人になってまた集結して。亀との関係も、この15年間で築いてきたところがあるから、染みる部分が多かったな」
亀梨「たぶん人生でいちばん多く歌ってる曲だよね。だからアルバムのタイトルも、この曲の歌詞からとって『SI』になったし」
山下「ひっくり返すと『15』にも見えるしって言ってね」
亀梨「そう! こういうのってジャニーさん的思考だと思う(笑)。ユニット名も、もっとカッコつけようかって話もあったんだけど」
山下「表記をアルファベットにしようかってなったりもして」
亀梨「いろいろ候補を出し合った結果、やっぱり『亀と山P』に落ち着いたね」
最後に、自分にとって相手はどんな存在か、素直な思いを聞いた。
亀梨「山Pのストイックなところとか負けず嫌いなところはすごく尊敬してる。しかも、プライベートで遊んでるだけじゃなくて、仕事のうえでもいろんな経験を共有できるのは、すごく特別なことだと思う。ふだんから、山Pの存在にはすごく刺激を受けてるよ」
山下「亀と一緒にいると肩の力が抜けるっていうか、信頼してるからこそ安心できる。やっぱり、子どものころを知ってるからこそ築けた絆なのかなって。だから幼なじみであり『ブラザー』って言葉がぴったりくる関係だと思う」
「女性自身」2020年5月5日号 掲載