「この置物はなんですか? テーブルの素材はヒノキですか?」
穏やかに晴れた3月中旬。東京・大手町にある「星のや東京」の菊の間の、都会の中心にあるとは思えぬ癒し空間に興味津々の氷川きよし(42)。マイペースな氷川に、撮影現場も自然と和気あいあいとした雰囲気に。
今年は、そんな氷川のデビュー満20周年。6月9日には、初のポップスアルバム『パピヨン-ボヘミアン・ラプソディ-』がリリースされる。
「今年は氷川きよし第2章として、どんどん新しいことに挑戦していきたい。そのひとつが、今回のポップスアルバムです。人生も半ばなので、好きなことに果敢に挑戦していく自分になりたいですね。さなぎから蝶へ羽化するイメージで、タイトルの『パピヨン』はフランス語で蝶という意味です」
演歌という殻を破って新しい分野にチャレンジしている氷川。最近は、インスタグラムなどSNSでの投稿も話題になっている。
「コンサートも延期となってしまい、元気な様子をお見せできないので、日常の写真をアップしたり、せめてアカペラでも歌を届けたいと、ストーリーズ(インスタグラムの機能)で歌を歌ったりしています。一日も早くまたコンサートでお会いして、皆さまの笑顔が見られる日が来ると信じています!」
「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載