分散登校が行われ、閑散とした教室で学習内容などを確かめる児童ら=7日午前、豊見城市の豊見城小 画像を見る

 

玉城デニー知事が21日から沖縄県立学校を再開する方針を示したことを受け、県教育庁は7日、各県立学校長宛てに再開後の登校方法などを示した通知を出した。始業式と入学式は21日か22日に実施することとしている。密閉、密集、密接を避けるよう対策の工夫を求めている。

 

21日以降は当面、授業の参加人数などを制限する分散登校を行うとした。分散登校の事例として、各学級の生徒を半分に分けて午前と午後で同じ授業をすること、学年や学級ごとに登校する曜日を割り振ることなどを挙げた。方法は学校の規模や判断で変わることが考えられる。部活動は学校再開後も禁止となった。

 

臨時休校が続く県内の一部市町村の公立学校では7日、密閉、密集、密接の3密を避けた分散登校が始まった。豊見城市立豊見城小学校は住んでいる地域で六つのグループに分け、時間帯をずらして分散登校を実施した。

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