大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(72)が、読者からの相談に答える!
【Q】「妻から『マズそうな顔で食べないで』と叱られます。焼きなすを食べたときも『もう食べないで!』とキレられました。料理はおいしいのに。上手な食べ方を教えてください」(ロビロビンさん・26・会社員・茨城県)
【A】「有吉弘行さんはホントにオレのことが好きですね」(蛭子能収)
オレは、テレビのレポが苦手です。とくに漁師町の食堂に行くと「これどうぞ」と、オレが嫌いな魚の刺身をわざわざ出してくれる店員さんがいます。テレビカメラも回っているし「どうも」と言わないといけないし、お礼を言ったら食べるしかありません。そんなときは笑顔をつくって「おいしい!」と言ってごまかします。
この人の場合は、奥さんの料理がマズくないんだったら、別に心を偽る必要もありませんよね。演技でもいいからほほ笑みながら「うまい!」と言えばいいですよ。
そういえば、黒川(弘務・前検事長)さんの賭けマージャンが話題になったとき、有吉(弘行)さんが「蛭子さんなんて『お上の許しが出たかって』って言うと思うよ」と『マツコ&有吉 かりそめ天国』でオレのことをいじっていましたが、ホントに有吉さんはオレが好きですよね。
ふだんは毒舌っぽい演技をしていますが、有吉さんは、すごくオレのことを気にかけて、一生懸命、宣伝してくれる。その気持ちがありがたいですね。
「女性自身」2020年7月7日号 掲載
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