米軍普天間飛行場に着陸する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=15日午後10時54分、宜野湾市内 画像を見る

 

【沖縄・宜野湾】米軍普天間飛行場で垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが15日、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えて夜間飛行した。15日は最大86・1デシベルの騒音が発生し、宜野湾市に苦情が6件あった。米軍は基地をロックダウン(封鎖)しているとするが、訓練が続いていることに「沖縄の人のことを考えていない」と憤る声が上がった。

 

15日はオスプレイ4機が午後10時54分~59分ごろ、滑走路北側に着陸した。県と市の測定によると、午後10時58分に市新城の普天間中学校で最大86・1デシベルの騒音が記録された。80デシベルはパチンコ店内の音に相当。市の基地被害110番には「うるさいです。何とかして」「やかましくて眠れません」などの声が寄せられた。

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