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乃木坂46の生田絵梨花(23)が体調不良で、7月18日に生放送された音楽特番「音楽の日」(TBS系)の出演をとりやめた。

 

同日、彼女が舞台「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」で共演していた三浦春馬さん(30)の訃報が報じられていた。そのためネットでは《いくちゃん体調不良か…今はゆっくり心を休めて欲しい》《尊敬してた共演者の突然の訃報にはきっと心が壊れそうになるよね…》と彼女の心労を慮る声が上がっている。

 

テレビ局関係者はこう語る。

 

「三浦さん死去の報にひどく落ち込み、生田さんは出先で過呼吸になったそうです。事務所関係者は“このままTBSに向かうことは不可能”と判断し、休ませることにしたようです。生田さんが歌うパートが多く、さらに当日リハーサルする部分もあったため、出演の急遽取りやめに現場スタッフや共演者は慌てていました。急遽出演することになった久保史緒里さん(19)はプレッシャーゆえ緊張で張り裂けそうだったらしいのですが、なんとか乗り切っていました」

 

三浦さんと生田が共演した「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」はウェストエンドで1,000回を超えるロングランを記録したという大ヒットミュージカルだ。各メディアによると日本版の上演が発表された際、生田は「三浦春馬さんから沢山吸収させていただきながら、皆さまの心にお届けできるよう精一杯務めます」とのコメントを発表したという。

 

「生田さんは舞台『キンキーブーツ』での三浦さんの歌や演技に魅了されていました。そんな彼から『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンドを一緒に頑張ろう!』と声をかけてもらったことが本当に嬉しかったそうです。三浦さんは感情表現が豊かでオープンな性格。誰とも分け隔てなく接する彼の姿に生田さんは尊敬の念も抱いていました。生田さんはミュージカル女優として“修行中”と自称しています。芝居の引き出しが多い三浦さんから多くのことを学ぼうとしていました」(舞台関係者)

 

いっぽう、三浦さんも生田を一人の女優として尊敬していた。

 

「生田さんは14歳で乃木坂46のメンバーとしてデビューしました。彼女はそんな若い頃から多くの人を前にパフォーマンスしてきたのです。そういった経験から歌に存在感があり、度胸もあります。三浦さんは『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』での共演時ですでに生田さんのことを仕事の面でもプライベートの面でも成熟していると考えていました。『素晴らしい女優さんだ』と讃えては、ミュージカル界での活躍を期待していました」(前出・舞台関係者)

 

「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」は53公演が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で11公演のみの上演となった。そのクオリティから生田と三浦さんの再共演を望む声も相次いでいたが、叶わぬものとなった。

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