不倫報道から約半年後の8月1日に杏(34)との離婚を連名で発表した東出昌大(32)。出演している『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の舞台挨拶では笑顔を見せ、秋には2本の新作映画の公開も控えており、一見、好調にも見える。しかし、東出にはさらなる茨道が待ち受けているようだ。
「数億円ともいわれるCMの違約金を事務所に肩代わりしてもらっているだけに、東出さんはこれまで以上に精力的に働かなくてはなりません。
秋には2本の出演映画が控え、『コンフィデンスマンJP』も映画第3弾の製作が決定と好調にみえますが、CMや地上波ドラマのオファーは当面見込めません。収入が激減するのは間違いなく、年収はこれまでの3千万円ほどから1千万円ほどになるでしょう」(テレビ局関係者)
東出はまだ幼い子供たちの養育費も今後、長期にわたって支払わなければならないわけだが、一体いくらになるのだろうか。
離婚問題に詳しいアリシア銀座法律事務所の代表弁護士・竹森現紗先生に聞いた。
「裁判所が公表している養育費の算定表によると、仮に東出さんの年収が1千万円だった場合、杏さんの収入が同程度だったとしても養育費の額は3人で11万円弱に。杏さんの年収が1億円だった場合は、これよりかなり低くなる可能性もあります」
財産分与の状況も気になるところ。竹森先生によると、通常は結婚してから離婚するまでに増えたそれぞれの財産を原則として折半するが、驚くことに、不倫された杏が東出に支払う可能性もあるという。
「杏さんのほうが収入が多く、結婚後に増やした財産も多かったのであれば、東出さんが杏さんに支払うお金より、杏さんが東出さんに対して支払う財産分与のほうが高くなることが考えられます」
しかし、東出と親しい映画関係者はこう語る。
「杏さんが慰謝料請求を行わないかわりに、東出さんがお子さんたちの将来のことを考えて、財産分与を請求せずに権利を放棄することは大いにあるでしょう」
離婚発表の際、《今後は子供達の親として成長し、協力しあう関係を築いていきたいと思います》と連名でコメントした杏と東出。
別々の道を選んだ2人だが、3人の子供の親として進む道はきっとどこかでつながっていることだろう――。
「女性自身」2020年9月1日号 掲載