「小さいころからスーパー戦隊シリーズが大好きだったので、役が決まったときはうれしくて半泣き状態でした」
そう話すのは日曜朝の特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時30分〜)でキラメイレッド/熱田充瑠を演じている小宮璃央(17)。
「充瑠は人見知りで人付き合いが苦手で、絵を描いているときだけテンションが上がる変わった性格。でも、変身した後は、リーダーとして勇気を持って、みんなを力強く引っ張っていくんです」
人見知りや変わり者なところなど、自身との共通点も多いという。
「17歳で同じ年。似ている面が多いので、役づくりには困らないのですが、レッドに変身する前と後での微妙な変化を表現するのが難しいですね」
璃央くんが芸能界デビューしたのは、小学生のとき。
「小学1年生のときに、地元・福岡でスカウトしていただき、テーマパークや商品のCMなどに出演しました。そのころから、人前に出て何かをやる仕事に興味を持ち、小学校の卒業文集に将来の夢を『俳優』と書いていました」
憧れの俳優は、仮面ライダーを演じていた、菅田将暉(27)だ。
「菅田さんのように、どんな役でも演じられるカメレオン俳優になりたいです。昔、ある映画のメーキングで、本読み(最初の顔合わせのときに脚本を読むこと)から、役に入り込んで泣いていたのを見て、すごいな、と思いました」
「女性自身」2020年9月1日 掲載