「もう1年もたつのですね。なんの動きもないので、とくに意識はしていませんでしたが……」
眞子さまと小室圭さんの結婚延期の大きな原因となった、小室さんの母・佳代さんとその元婚約者・X氏の金銭トラブル――。X氏の代理人男性がぽつりとつぶやいた。
彼がX氏とともに400万円を超える“借金”の返済を求めて、小室さん側の代理人との“初顔合わせ”に臨んだのが1年前、去年の8月だったのだ。
「それ以後、小室さん側からX氏には何の連絡も、もちろん、お金の返済もまったくありません。’19年1月に小室さんが公表した文書には《今後は元婚約者の方からご理解を得ることができるよう努めたい》と書かれていました。ですから、小室さんも金銭トラブルを解決したいという意思があるのだと思ったのです。それなのに、なぜ話を進めようとしないのか……。小室家側の考えを理解するのが難しいです」
小室さんは2年前の渡米以降、一度も帰国していない。はたして金銭トラブルを解決するつもりはあるのか――。代理人である上芝直史弁護士はこう語る。
「この件は、彼の母親と元婚約者の方との個人的な問題です。プライバシーの観点からも、私が彼の立場でお話しすることはできないのです。トラブルが解消されれば、適当なタイミングでお伝えすることになると思います」
金銭トラブルも結婚問題もまったく進展していない一方で、眞子さまはご家族と過ごされる時間が増えている。
「コロナ禍の当初から秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さまは、新型コロナに関して専門家からオンラインで説明を受けられてきました。夏休みということで悠仁さまもご進講に加わり、ご家族5人が一丸となって、コロナ問題に取り組まれているのです」(宮内庁関係者)
ただ、秋篠宮家は大きな苦境にも直面している。今年4月に予定されていた秋篠宮さまの「立皇嗣の礼」が、コロナ禍で延期となってしまったのだ。
さらに立皇嗣の礼の延期は、眞子さまの結婚にも深刻な影響を与えている。秋篠宮さまは昨年11月の会見で、今年2月に結婚延期から2年となることを踏まえて《何らかのことは発表する必要がある》と述べ、眞子さまに説明を求められた。
「この発言を受けて眞子さまは、儀式が終了するのを待って、現在のお気持ちと今後の見通しを説明する文書を発表する準備を進めていました」(前出・宮内庁関係者)
ところが立皇嗣の礼は今年中の開催も難しい状況だ。立皇嗣の礼の開催のめどが立たない限り、眞子さまのお気持ち公表も延期のままとなってしまうが――。
「女性自身」2020年9月8日号 掲載