「語学学校に通いつつ、友達と飲みに行ったり、スケボーをしたり、ニューヨーク生活を満喫しました。だから帰国するときはすごく寂しかったですし、もう1回行きたいくらいです(笑)」
現地での生活をそう振り返るのは、先日、約1年間のニューヨーク留学から帰国した野村周平(26)。もともと、留学を希望したのは「自分の世界観を変えるきっかけになるのでは」と思ったからだそう。
「とにかくみんな自由なんですよ。他人のことをあまり気にしないというか。自分は自分っていう人ばかりなんで、僕もすごく楽でしたね」
そんな野村が、帰国後初めて出演するドラマが『DIVER−特殊潜入班−』(カンテレ・フジテレビ系、9月22日21時スタート)だ。元自衛官の潜入捜査官という役作りのため、クランクイン前の1カ月間は、週5日でトレーニングに励んでいたとか。
「ニューヨーク生活と、帰国してからの外出自粛のせいで、体がボヨンボヨンになっていたので……。食事制限をしたり、キックボクシングに通ったりして、今はジェームズ・ディーンみたいになってます(笑)。ただ、劇中で披露する機会は、あんまりなかったんですよね……。まあ、大切なのは気持ちですから!」
準備万端の肉体で臨んだ撮影だったが、ブランクを感じる瞬間もあったそう。
「現場での立ち振舞いを忘れてるんですよね。カメラに対しても苦手意識が生まれていて、顔に寄って撮影されるときは、すごく緊張しました。できていたはずのことができなくなってるっていうのが嫌で、慣れるまではしんどかったですね。ただ、地元の神戸で撮影があったとき、久しぶりに実家へ帰ることができて。近くの山に登ったり、海を見に行ったりしているうちに、すごくリフレッシュできました」
「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載