大みそかの『第71回紅白歌合戦』の白組司会者、さらに’22年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の源頼朝役など、NHKでの活躍も増えている大泉洋(47)。
いまや“国民的俳優”と目されている彼だが、なぜ業界で重用されているかについてテレビ局関係者はこう語る。
「もちろん演技力も評価されていますが、人柄も共演者やスタッフから愛されています。福山雅治さんなどスターとも交流があるいっぽうで、まったく売れていない俳優さんとも同じように仲良くしています。そういった裏表のなさも信頼される理由の1つなのでしょう」
12月に2週連続でゲスト出演した『アナザースカイ』(日本テレビ系)では、「娘がまだ小さいから、なるべくいっしょにいる時間を作りたい」と、優しいパパの顔ものぞかせていた。
大泉と交流のある俳優によれば、
「仕事で地方に行ったときには、奥さんから娘さんの写真を送ってもらっています。飲み会でも娘さんの話ばかりしてしまうので、『もう、あなたの娘の話は聞きたくない、とか言われることもあるんだよね』と、笑っていました」
実は9歳の長女は、俳優・大泉洋の“いちばんのファン”でもあるという。
「お嬢さんは、大泉さんが出演した作品を全部見ていると聞いて驚きました。『パパ、かっこ良かったよ!』と言われると、心底嬉しくなるそうです」(前出・テレビ局関係者)
もっとも大泉はコミカルな演技に定評があり、“かっこいいシーン”ばかりではない。例えば映画『探偵はBARにいる3』では、冬の海でパンツ1枚にされて漁船にくくりつつけられた大泉が泣き叫ぶシーンもある。
「ラブシーンや“恥ずかしいシーン”を見たお嬢さんに、『パパ、なんであんなことするの?』と言われてしまうこともあるそうで、作品を見てもらう前はけっこう緊張しているのだとか……」(前出・テレビ局関係者)