県は、新型コロナウイルスの影響を受けた県内事業者の支援策として、30%のプレミアム(割増金)が付いた地域共通クーポン「ハピ・トク沖縄クーポン」を発行している。昨年12月29日に発売し、12万セットの販売を予定しているが、1月12日現在で900セットにとどまる。
1万3千円分の買い物に使える紙クーポンは、税込み1万円で県内ファミリーマートで販売している。12日現在、県内331店舗でクーポンを利用でき、使用期間は2月末まで。県と事業者らは12日、県庁で記者会見し、クーポンの利用を呼び掛けた。
期間中は沖縄銀行の電子決済「OKIPay(オキペイ)」の利用で、利用金額の20%をキャッシュバックするキャンペーンも実施している。
クーポンは電通沖縄、沖縄銀行、沖縄ファミリーマートの3者による共同企業体が事務局となり、県の感染防止対策徹底宣言ステッカー(シーサーステッカー)を取得した中小、小規模の小売り、宿泊、飲食、生活関連サービスなどの業種で利用できる。
県の嘉数登商工労働部長は「(首都圏に)緊急事態宣言が出され、厳しい感染状況が続いている。県外のお客さまが望めない状況となっており、県内消費で経済を回していかないといけない」と述べた。
1月末まで参加事業者も募っている。クーポンの加盟店申請や、利用可能店舗が閲覧できるホームページのアドレスはhttps://hapi-toku.okinawa/
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