プロ野球12球団は1日、一斉に宮崎、沖縄でキャンプインした。沖縄県内では北海道日本ハム(名護市・国頭村)、阪神(宜野座村)、東北楽天(金武町・うるま市)、中日(北谷町・読谷村)、広島東洋(沖縄市)、横浜DeNA(宜野湾市・嘉手納町)、東京ヤクルト(浦添市)、千葉ロッテ(石垣市)の8球団が始動した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、政府と自治体が出す緊急事態宣言中は無観客での実施となっており、球団はファンの来訪自粛を呼びかけている。球場に来られないファンのために、各球団は公式SNSや動画配信サイトなどで、キャンプや選手の様子を配信している。
静かな球春の訪れとなったが、キャンプ地の選手たちは気合に満ち、心地よい春風を浴びながら汗を流した。
金武町ベースボールスタジアムでは、田中将大が8年ぶりの復帰を発表した楽天が始動した。同球団に、昨年のドラフト会議で4位指名を受け、入団した内間拓馬(宜野座高―亜細亜大)は1軍スタートを切り、ベテランに負けじとアップから声を張り上げていた。
オープン戦は2月23日から始まり、公式戦は3月26日にセ、パ両リーグが同時開幕する。
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