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「カメラマンさんと何回も打ち合わせをして、これまでたどってきた歴史を表現することができました! ファースト写真集は、僕の色というか、僕らしさを出しきれなかったので……当時、2冊目を出すときはこうしたい! と思っていたことを形にできました」

 

そう話すのは’13年、スーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』に出演。俳優デビュー10周年を前に、セカンド写真集『bloom』(ワニブックス刊)が発売となった塩野瑛久(26)。

 

こだわり抜いた写真のなかでの、お気に入りの1枚を聞くとーー。

 

「スーツ姿でシガーをくわえた写真ですね! 僕、シルエットフェチみたいなところがあって、手をひねったときの曲線にこだわったんですよ。この写真から出ている“危うさ”で自分を表現しました」

 

さまざまなドラマで存在感を発揮。最近では、ドラマ『来世ではちゃんとします』で演じたAくんなど、色気ダダ漏れ演技で話題を呼んでいる塩野。キャリアを重ね、演技以外の部分も成長したと語る。

 

「YouTubeを見ていろいろ勉強をしているのですが、その流れで歴史も学び始めて……中学生のとき、あんなに勉強なんか絶対やだ! って思っていたんですけど、不思議なもので今はすごく楽しいですね(笑)」

 

現在26歳。今後の抱負を伺うと、なんとも頼もしい言葉が。

 

「じつは26歳って待ち望んでた年なんですよ! 20歳のとき、占い師のゲッターズ飯田さんに『26歳の年はくる』って言いきっていただいたので(笑)。それを期待しつつ、俳優はもちろん、写真集でも表現した“男性用メーク”のよさを発信していけたらいいな」

 

「女性自身」2021年2月16日号 掲載

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