名護市の伊差川インターチェンジと数久田を結ぶ国道58号名護東道路で13日夜、重さ約524トンの橋桁を橋脚に架設する工事が行われた。雨が降りしきる中、夜空をゆっくりと動く巨大な橋桁を工事関係者や見学に訪れた人々が固唾(かたず)を飲んで見守った。
工事は夜間、国道58号を全面通行止めして実施された。橋桁は、長さ104メートル、幅7.86メートル。橋桁の運搬と取り付けでは、多軸式特殊台車と呼ばれる特殊車両2台を使用した「一括架設工法」が沖縄で初めて用いられた。
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