きくちゆうき氏の4コマ漫画「100日後に死ぬワニ(100ワニ)」が、アニメ映画「100日間生きたワニ」として公開されることとなった。各スポーツ紙などが報じた。
きくち氏がTwitterで2020年3月20日まで100日間にわたって投稿した、ワニの日常をつづった4コマ漫画。
主人公・ワニの声を俳優の神木隆之介(27)、ワニの親友・ネズミ役を中村倫也(34)が担当。ワニが恋するセンパイ役を新木優子(27)がつとめ、モグラ役には声優の木村昴(30)が起用。主題歌は人気バンド・いきものがかりが手掛けるという。
最終話の「いいね」数がツイッターの歴代最多となる214万を記録するなど、大きな話題となった同作。読者にとっても待望の映画化と思われたのだが……。
「映画化が発表されるや、ネット上では『映画化してどうするの?ってのが正直な感想』などの批判が出ています。もともと最終回後に次々とメディアミックス展開が次々と発表され、読者たちが一気に離れてしまっていました。これから映画を進める上でも、難しい舵取りが求められることになるでしょう」(出版関係者)
各紙によると映画版は100日間のワニの日常と、そこから100日後の仲間たちの姿を描くという。
監督・脚本は大ヒット作『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督(36)とアニメーション監督のふくだみゆき(33)夫妻が担当。
上田監督は17日、自身のツイッターに《あの4コマをどう映画に? どんな内容に? なんでタイトル変わったの? まだ色んな? があると思いますが想像をむくむく膨らませてお待ち下さい!》とつづった。
「『カメ止め』はわずか2館の公開からスタートし、最終的に興行収入30億円超えという大ヒットを記録しました。そんな上田監督が初のアニメ作品監督を受けたからには、相当な覚悟と“勝算”があるはず。業界からも『この映画を任せられるのは上田監督しかいない』と期待が高まっています」(映画関係者)
公開は5月28日。“ワニ旋風”は、再び巻き起こるのだろうか。