一部報道によると、自民党宮城県連は、空席となっている宮城県第5選挙区支部の支部長に、元タレントの森下千里さん(39)を充てる方針を固めた。事実上、次期衆院選で宮城5区の公認候補となる。この報道を受け、8日午後にTwitterでトレンド入りしたのは「森下千里」ではなく「森高千里」。歌手の森高千里(51)が出馬すると勘違いしてしまった、という内容の声は、SNS上で多数投稿されている。
《森高千里だと思ったら森下千里だったのね》
《てっきり森高千里が政治家になるとばっかり(笑)》
出馬予定と報道された森下千里さんは、元グラビアアイドルで、現在は芸能界を引退している。このように、名前が似ているために「巻き込まれて」しまった事例は過去にも。
■伊勢谷友介と勘違いされて「逮捕」デマの紀里谷和明
写真家で映画監督の紀里谷和明さん(52)は、昨年9月、伊勢谷友介(44)が逮捕された際に《伊勢谷友介君の逮捕に伴い、彼の名前と僕の名前を混同している人達が大勢ツイートしていて大変迷惑しています。その多くが誤解であったと気付いたツイートですが、それすら気づかず、そのままの認識の人達が世の中にいると思うとゾッとします》とツイート。伊勢谷と紀里谷さんを混同する人の存在を明らかにした。
■蝶野正洋の物まね芸人・蛾野正洋 コロナ報告で「本人」と勘違い
「ものまねタレント」が「本物」と勘違いされるケースもある。プロレスラー・蝶野正洋(57)のものまね芸人・蛾野正洋は昨年7月にツイッターで新型コロナウイルスの感染を発表。すると、本人と勘違いした蝶野のファンが続出、「蝶野正洋がコロナ感染」とのニセ情報が広まった。蝶野本人も、雑誌『週刊実話』の連載エッセイで《俺のところに「蝶野さん、コロナ大丈夫ですか」って連絡がくることがあった》と語っている。
■名前は似てないのに…ゆきぽよと誤解されてしまうみちょぱ
ゆきぽよこと木村有希(24)とみちょぱ(22)は、名前こそ似ていないものの、どちらもテレビで人気のギャルタレント。今年1月、ゆきぽよの自宅で知人男性がコカインを使用して倒れ、その後逮捕されていたという報道がなされたが、その際にみちょぱをゆきぽよと混同する人が多数いた。お笑い芸人・友近(47)も自身のネタ「ヒール講談」で混同しやすい芸能人として二人を挙げている。
他にも水野真紀と水野美紀、酒井美紀と坂井真紀など、一瞬目に入ってきただけでは混同してしまう芸能人がいることは確か。気になるニュース、人に話す前には「誰の話」か確認しておこう。