【中部】在沖米海兵隊の第1海兵航空団は7日、ヘリコプターから銃身とともに沖縄県内市街地を見下ろす写真をツイッターに投稿した。写真は「銃身の下の眺め」などとする表記とともに投稿された。
ヘリの下側には学校の運動場とみられる施設などが写っており、投稿を見た人から「銃を出して飛んでるのは無神経」と批判があった。米軍は、投稿に寄せられたコメントに対し「不適切で誤解を招く」として、投稿を削除した。
第1海兵航空団は、宜野湾市にある米軍普天間飛行場の航空機を運用している。写真は、本島中部周辺の市街地上空で撮影されたとみられる。米軍によると、写真は訓練から普天間飛行場へ帰るCH53Eヘリから撮影され、継続的な作戦を強調するため投稿された。銃身はヘリの移動のため上向きに固定され、人口密集地に向けられず、使用する兵士も当時いなかったとして安全性を強調した。
ツイッターでは「県民への配慮がなさ過ぎ」「沖縄は戦時下にあると言っていい」「沖縄をなんとも思っていないことが明確」などの指摘があった。学校上空などでの米軍機による飛行は、日米地位協定により国内法が適用されず規制できない実態がある。
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