【八戸西-具志川商】二回裏一死2,3塁で先制適時打を放つ8番・上原 画像を見る

選抜高校野球大会第3日は22日、具志川商(沖縄)が1回戦で八戸西(青森)を8-3で下し、甲子園初勝利。21世紀枠対決を制した。具志川商は26日午前11時40分からの二回戦で、福岡大大濠(福岡)と大崎(長崎)の勝者と対決する。

具志川商・新川俊介、八戸西・福島蓮の両エースが先発した。具志川商業は後攻。

 

一回表、具志川商のエース新川は、立ち上がりを3者凡退に抑えた。その裏、四球で出た島袋大が悪送球で進塁し2死三塁となったが、四番・新川は三振に倒れた。

 

二回表、八戸西の四番・廣田が両チーム通じて初安打。犠打で2死二塁となったが、七番・村上の中前の当たりを大城が好返球で本塁タッチアウト。先制を阻んだ。

 

二回裏、一死後に比嘉が初ヒット、続く知名がヒットエンドランを成功させ一、三塁。八番・上原を迎えたところで、知名が盗塁。二、三塁から上原が中前に適時打し2点を先制した。伊波の中前打の間にセンター悪送球でグラウンド外にボールが転がり、上原も生還し、3-0。さらに内野ゴロの間に1点を加え4-0となった。

 

三回表、八戸西の攻撃は、四球でランナーを出したが新川が後続を断った。三回裏の具志川商もエラーで出塁したが得点できなかった。

 

具志川商は四回裏、7番知名椋が左二塁打、8番上原が左前安打で一、三塁とし、1番大城がスクイズバントを決めて1点を追加。5-0と突き放した。

 

六回表、八戸西は四球、失策で2死一、三塁とするが、内野ゴロで得点できず。

 

具志川はその裏、変わった投手・廣田から先頭の6番比嘉が四球、7番知名椋がバントヒット、8番上原が内野ゴロで1死後、9番伊波勢が死球で満塁。1番大城の犠飛で1点を追加した。さらに2番島袋が四球で2死満塁としたが3番粟國は左飛でスリーアウト。

 

七回表、八戸西は二死無走者から四球、安打、死球と攻めて満塁。二番・桐山が右前に適時打を放ち2点を返した。6-2。
さらに、一、三塁と攻めたところで三番・津島を迎えたが、新川が三振に打ち取った。

 

七回裏の具志川商は、狩俣、比嘉の連打で一死2、3塁。知名椋の強い当たりは遊撃ショートゴロとなり二死1、3塁となったが、八番・上原への暴投の間に生還し7-2。さらに三振振り逃げで出塁した上原の二盗は、捕手の悪送球を誘い、8-2とした。

 

八回表から具志川商の投手は先発の新川から粟国に交代。八戸西打線を三者凡退に抑えた。具志川商は二死から三番・粟国が内野安打で出塁。新川も左前安打で1、2塁としたが、狩俣は三振に倒れた。

 

八戸西は九回表、悪送球の間に1点を返したが、後続を断たれ試合終了となった。

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