3月27日にTBSの改編期のレギュラー特番『オールスター感謝祭’21春』が5時間半、生放送される。今回も司会は今田耕司(55)と島崎和歌子(48)だ。豪華芸能人が一斉に集うだけに感染防止対策が必須だが、HP上ではこう記載されている。
《今回も新型コロナウイルス感染防止を考慮し、“新スタイル”での放送が決定した。スタジオを広く使ってソーシャルディスタンスを保ち、リモート出演も活用しながら出演者が安心・安全にクイズやイベントに参加出来るよう行っていく》
番組関係者は言う。
「感染防止のため、昨秋の感謝祭同様、出演者は半分の80人程度です。特に今回、“新スタイル”の目玉となるのが、東京・赤坂でおこなわれる恒例の“赤坂ミニマラソン”の会場変更。昨秋は密を避けるため『無観客で安全に』を最優先して緑山スタジオでおこなわれましたが、今春はスタジオではやらない方針を固めました。
緊急事態宣言が解除されたこともあり、視聴者にリアルなマラソンを感じていただきたいため、都内近郊にあるテーマパークで行われる予定です」
基本的に、ミニマラソンに参加する人数は当日挙手制だ。160人程の出演者から30~40人ほど参加するのだが、今回は最初からマラソン参加者が30人前後とすでに決まっているという。
「当日はTBSのメインスタジオ、リモート用のスタジオ、テーマパークと、参加者がほぼ3等分され、収録されることになると聞いています。
感謝祭はTBSの看板番組なので毎回、豪華な新企画が行われていましたが、コロナ禍による広告減のため、制作費が大幅に削減されたこともあり、今回は手堅く構成されています。
ですが、『コロナなんかに負けてたまるか!』と製作陣は頭をフル回転させて張り切っていますよ」(前出・番組関係者)
感染防止のため、東京五輪で聖火ランナーを辞退する芸能人が増えている。ミニマラソンも沿道の観客が応援することが風物詩となっていただけに、“テーマパークでのマラソン開催”は新たな収録スタイルとなるかもしれない。