那覇の日差し=12日午前 画像を見る

沖縄県内は12日、高気圧に覆われて朝から気温が上昇した。午前11時までに、波照間島で30.8度、西表島の大原で30.3度、石垣島で30.2度を観測した。

 

気象庁と環境省は11日、沖縄・八重山諸島で12日に熱中症の危険性が極めて高くなるとして4月28日の全国運用開始以来、初めてとなる「熱中症警戒アラート」を発表していた。12日の予想最高気温は石垣島で31度、与那国島31度となっている。

 

アラートは、気温や湿度、日差しの強さから算出する「暑さ指数」が、重症者や死者が特に増える傾向にある33以上になった場合に出す。気象庁と環境省の12日午前5時時点の発表によると、12日は西表島・大原や波照間島で指数が33となるほか、石垣市伊原間や与那国島、西表島、石垣島で32と予測されている。熱中症予防のために外出はなるべく避け、室内ではエアコンなどを使って涼しい環境で過ごすよう呼び掛けている。

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