月が地球の影にすっぽりと入る皆既月食が26日夜に国内各地で確認できる。沖縄は月の出が遅いため、那覇市では午後7時9分から、月の下側が欠けた状態で昇り始める。午後8時19分に皆既になり、午後9時53分には部分月食が終わる。
沖縄気象台によると、26日の沖縄本島地方と大東島地方は、梅雨前線の影響で曇り、沖縄本島地方では一時雨が降ると予想している。先島地方は梅雨前線の影響で曇るが、次第に高気圧に覆われて晴れる見込み。
県内各地で曇りが続く一日となるが、26日午後9時ごろには梅雨前線が奄美地方に北上する見込みで、ところによっては雲の隙間から皆既月食を観察できる可能性がある。
今回は地球に満月が近づいて大きく見える、いわゆる「スーパームーン」という状態と重なる。皆既月食とスーパームーンが同時に起こるのは1997年9月以来。
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