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「キャスト、スタッフ全員が待ち望んでいた劇場版です。スクリーンからも情熱が感じられるような作品になっています」

 

8月11日、『科捜研の女-劇場版-』の完成報告イベントで、感慨深そうに語ったのは女優・沢口靖子(56)だった。

 

ドラマ『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)がスタートしたのは’99年10月。現在放送中の連続ドラマでは最長寿。映画化は今回が初の試みだ。

 

演じ続けて22年目、主人公の法医研究員・榊マリコについて、沢口自身はインタビューで次のように語っている。

 

《科学一辺倒だったマリコもシリーズを重ねるなかで、人として女性として成長してきました。30代半ばで出会った役ですが、今では私の分身のような存在です》(『家庭画報』9月号)

 

劇中のマリコ同様、沢口自身も女優として成長を重ねてきた。ドラマ関係者によれば、

 

「20年続けてきたことで、沢口さんも『私の代表作になりました』と、自信を持っているようです。近年ではマリコが金髪巻き髪のお姫様風のコスプレをしたり、熟成庫で巨大な牛肉といっしょにつり下げられたりと、“衝撃シーン”がネットでも話題になっており、沢口さんも楽しみながらチャレンジしてくれています。『科学捜査研究員を子供たちの憧れの職業にしたい』とも言っていましたね」

 

記念すべき『Season20』が放送された昨年を、沢口は私生活でも“節目の年”と考えていたようだ。

 

「25年ほど住んでいた自宅マンションから転居したと聞いています」(沢口の仕事関係者)

 

科捜研のマリコは京都市にある7階建て築30年以上のマンションに住んでいるという設定だというが、沢口が選んだ新居とは?

 

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