米メジャーリーグのエンゼルス・大谷翔平選手(27)と対戦した相手球団・アストロズの振る舞いに疑問の声があがっているーー。
エンゼルス対アストロズの3連戦初日の日本時間9月21日。大谷が4打席0安打に終わり、エンゼルスも0対10で大敗した。その試合後にアストロズのスペイン語話者向け公式Twitterが、大谷の三振を喫したシーンの動画とともに《MVP?》と投稿したのだ。
動画の内容と、文面から大谷選手を「これでMVP?」煽る内容であったと推察される。この投稿にファンが激怒。批判が殺到すると、球団はツイートを削除した。
だが大谷はその翌日の試合で10試合ぶりに45号ソロホームランを放ち、MVPに相応しい選手であるとアストロズに知らしめた。
本塁打王争いで1位と1本差になり、注目が集まった3連戦最終日の日本時間9月23日。大谷選手は初回、4回の打席で四球を記録。さらに7回、延長10回には申告敬遠された。結果として延長12回で、5-9のスコアで敗れている。
「大谷選手は今回の試合で2四球2敬遠でした。これで今季に申告敬遠された回数は14回となり、ア・リーグダントツの1位。多くの球団が恐れる選手といえるでしょう。
ただそうであっても、アストロズのには首をかしげる人もいます。あれだけSNSで1戦目の後に煽っていたのに、炎上すると投稿を削除。さらに2戦目では本塁打を打たれ、3戦目にいたっては2四球2敬遠ですからね。大谷選手から“逃げた”として非難されるのも、仕方のないことだと思います」(プロ野球関係者)
実際、SNS上ではアストロズに対して厳しい声があがった。
《MVP? って馬鹿にしたツイートしたのに削除してホームラン打たれて次の試合大谷翔平に3四球で逃げまくるアストロズ地区優勝ほぼ決まってるのにダサすぎて笑う》
《あれだけ公式が個人選手を煽った後にこれだけ四球と敬遠するってどんなツイートした人はどんな気持ちなんだろ》