歴代最多となる45回の幕内最多優勝など、数々の記録を打ち立てた第69代横綱・白鵬が9月30日付けで引退、年寄「間垣」を襲名した。
「女性記者たちから『かわいい』と褒められると、『かわいいって言わないでください!』と、よく怒っていました(笑)。というのも、モンゴルでは日本以上に、“男は男らしく”をという考え方が強いんです。でも、怒る姿もかわいいから、またもや『かわいい~』と言われてしまい困惑していましたね(笑)」
白鵬の天然素顔についてこう明かすのは、彼が19歳のときから取材を続けているという相撲リポーターの横野レイコさん。
昔から人懐っこい性格は36歳になったいまでも変わらないという。そんな白鵬の“可愛すぎ”写真を一挙公開!
【上目遣いもキュート】
お台場巡業の合間の休憩タイム。ルイ・ヴィトンのバスタオルを枕にして、あざとかわいい表情にキュン。
【炎鵬との兄弟愛に癒される】
弟弟子の炎鵬と伊勢ヶ濱部屋でパシャリ。稽古中に新弟子時代の炎鵬が白鵬の汗を拭く姿も。
【意外と長髪なんです!】
巡業前にまげを整えてもらっている白鵬。親方になったらどんなヘアスタイルにするのかも気になるところ!
【家族思いな一面も】
尊敬する父と美人で自慢の母。末っ子の白鵬は15歳まで両親の間で寝ていたほどの甘えん坊だったそう。
【大量のうまい棒にニヤリ】
子どものころに「なんて美味しいんだ!」と感激したといううまい棒をもらい、子どものように無邪気な笑顔を見せた。
【勝利のウインク!】
40回目の優勝会見では、うれしさのあまりウインクを。カメラマンの間でも「神対応すぎる!」と評判だそう。
「休場中に『コツコツ頑張っています』とトレーニング動画を送ってきたり、手術入院したときには『これだけ水を抜きました』とわかりやすく写真を送ってきてくれる。この“見て見て!”感が実に可愛いんですよね(笑)」(横野さん・以下同)
また、こんな一面も。
「奥様は初恋の人で、今でも仲よし。4人の子どもにとっては優しく厳しい父で、家ではモンゴル料理を家族にふるまうこともあるそうです」
天然でかわいらしく、おおらかな性格の白鵬だが、相撲に関してはとことん真面目。
「横綱4年目で、相撲界が人気低迷の大変な時期に、『白鵬杯』という子どもたちのための相撲大会を“今やらなければ”との思いから自費で始めたんです。いまではスポンサーもついて、ギネス登録もされるほど世界中の子どもたちが参加する大会になりました。『強い力士を育てるのが恩返し』と語っていたとおり、今後は“第二の白鵬”を育ててくれると思います」