《ご報告 私、浅野忠信は2021年をもちまして、アノレの所属から離れることを決めました》
所属事務所「アノレ」のHPで独立することを発表した俳優・浅野忠信(47)。
「アノレといえば三浦友和(69)と百恵さん(62)の次男で俳優の三浦貴大(35)も所属しています。’10年にデビューしてから11年、最近では事務所のナンバー2と目されてきました。浅野のマネージメントについては、アノレが来年以降も“協力”するそうですが、実質的には三浦がトップ俳優ということになりますね」(芸能関係者)
三浦貴大は俳優の道を選んだことについて、こう語っていた。
《大学時代にまわりの友達が就職活動を始めたとき、オレも、将来何をするか考えないとまずいなと思ったんですね。たとえば豆腐屋の息子なら豆腐屋になるという選択肢があるように、父(三浦友和さん)が俳優をしているから、僕も俳優になるという選択肢が浮上したというか》(『オレンジページ』’15年1月17日号)
貴大のデビュー当時、友和の所属事務所関係者に、なぜ父と同じ事務所に入所させなかったのか、と聞いたことがあった。
「確かに親子でいっしょに仕事をしてくれれば、話題を呼べると思うよ。でも友和も百恵さんも、そういうのは好きじゃないんだ。俳優になるにしても、自分の力でやってほしい、という気持ちだったんだね。アノレに入ったことは友和も喜んでいたよ。『あそこはきちんと俳優を育ててくれる事務所だから』って」
当時のアノレは中堅事務所ながら、積極的に海外での活動にも挑戦し、浅野のほかにも加瀬亮(46)や新井浩文(42)、菊地凛子(40)も所属していた。そんな個性的な先輩たちの背中を追って、貴大も頭角を現していったのだが……。
「’18年に加瀬が独立し、’19年には新井が強制性交容疑で契約を解除されました」(前出・芸能関係者)
デビュー11年で所属事務所のトップ俳優になるという“スピード大出世”を果たす貴大。
だが「ご両親としては不安もあるのではないでしょうか」と、語るのは芸能リポーターの城下尊之さんだ。
「この11年間で貴大くんも実績を積み重ねてきており、ご両親も安心していたところだと思います。ただ彼は主演作品も多くはありませんし、まだ当たり役と呼べるものもありません。それが今後は“稼ぎ頭”として事務所を背負っていくわけですから、重圧も大きいでしょう」
重圧をはね返し、母・百恵さんを安心させることはできるか。