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10月31日に投開票が行われた衆議院選挙からはや2週間。日本維新の会が躍進、立憲民主党が議席を減らすといった地殻変動が起きるなか、“ベテラン議員”にもその波が。

 

衆院最高齢だった伊吹文明元衆院議長(83)や、公明党の太田昭宏前代表(76)といった著名な高齢政治家引退を表明しただけでなく、原田義昭氏(77)、野田毅氏(80)らベテラン政治家が次々と落選。

 

また甘利明氏(72)、小沢一郎氏(79)など大物政治家らも、小選挙区で落選し、比例代表でなんとか復活を果たすなど世代交代を望む民意が浮き彫りとなった。

 

そこで女性自身ではSNS上で「政界を引退してほしい70歳以上の政治家」についてのアンケートを実施。ランキングを作成した。男女約200人が回答し、結果は以下の通りだった。

 

【70歳を超えた衆議院議員のなかで政界を引退してほしい議員は誰ですか?】(回答:2021年11月2日〜11月7日)

 

1位:二階俊博氏(45.3%)
2位:麻生太郎氏(40.4%)
3位:小沢一郎氏(4.3%)
3位:菅直人氏(4.3%)
5位:甘利明氏(2.5%)
6位:山口俊一氏(0.6%)
6位:菅義偉氏(0.6%)
6位:江崎鐵磨氏(0.6%)
6位:平沢勝栄氏(0.6%)
6位:大西英男氏(0.6%)

 

まず、同率3位となったのは小選挙区で落選したばかりの小沢一郎氏と、菅直人氏(75)。

 

小沢氏に「今回、小選挙区で落選して、もう自分の政治的存在感がなくなって来ていることを自覚したのか?」(50代男性・公務員)「今迄常に壊す事しかしてこなかったから」(30代女性・会社員)、菅氏にも「政治 国民に 何の 貢献をしていない」(60代男性・自営業・自由業)というように、政治家としての実績に厳しい指摘が寄せられていた。

 

続いて、2位にランクインしたのは麻生太郎氏(81)。

 

これまで「セクハラ罪という罪はない」「(憲法改正について)ナチスの手口に学べ」など、数々の失言で知られる麻生氏。10月25日の演説でも、「温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなった」と発言をして批判を浴びたばかり。そんな麻生氏の言動や態度を批判する声が大多数を占めていた。

 

「失言が多過ぎるから。」(40代女性・アルバイト)
「記者や質問者を舐めた態度で小馬鹿にし、誠実に答弁しないのに大臣歴任とは本当に解せない」(40代女性・専業主婦)
「あまりにも時代錯誤な考え方と言動」(40代女性・無職)
「自民党腐敗の象徴」(50代男性・無職)

 

そんな“失言王”の麻生氏をおさえて、半数に迫る45%という圧倒的得票率を記録したのは82歳の二階俊博氏!

 

二階派のボスとして絶大な権力を持ち、’20年7月にGo Toキャンペーン受託団体から二階氏ら自民党議員37名に4,200万円の献金があったと「文春オンライン」により報じられたことも。記者会見を1人で進行できず、しどろもどろな様子になったことなどからも、議員としての資質を問う声が相次いだ。

 

「自分でしっかり内容を把握して発言できないなら辞めるべき。」(女性40代・パート)
「利権のしがらみしか感じないため」(男性30代・会社員)
「体や頭脳の老化を著しく感じるこの方が議員として国民の役に立てるとは思えない。」(女性30代・専業主婦)

 

まず、「65歳定年にしてほしい」(40代女性自営業・自由業)「定年制を設けて欲しいです」(50代女性医療関係者)など定年制の導入を望む声もあがった今回のアンケート。果たして、来年に予定している参議院選挙で世代交代は進むのかーー。

出典元:

WEB女性自身

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