「睡眠はやっぱり重要ですよね。7~8時間は寝るようにしているので、実は朝はゆっくりめのスタート。6時ごろにいったん起きて子どもたち(愛犬)にごはんをあげますが、寒くなってきた最近では二度寝して、10時くらいまで寝ていることもあります(笑)。次に起きたら自分の食事です」
そう話すのは、生き生きとした魅力がますますパワーアップしている氷川きよし。今回の撮影テーマはそんな氷川と過ごす爽やかな朝。朝食作りでは、慣れた手つきでりんごの皮をむき、食器洗いも並行して進める手際のよさを見せてくれた。
「小松菜、りんご、オレンジで作るスムージーと、手作りのジャムをかけたヨーグルトが鉄板メニュー。この2つが胃腸の調子を整えるために欠かせないんですが、意外とシンプルでしょう?」
ベランダでは家庭菜園にいそしみ、そこで収穫した野菜を使って料理を作る――。そんな氷川のイメージといえば、“丁寧な暮らし”そのもの。毎朝の習慣も、なかなかまねできないものばかりかと思いきや、意外にも親近感の湧くエピソードが並んだ。
「結構1人でいるときは面倒くさがりなんです。料理してもフライパンからそのまま食べちゃったりして。でも、無理しないことを大事にしているんですよ。老ける一番の原因って、ストレスだと思うので。だから自分にプレッシャーをかけすぎないようにして、人としゃべったり運動したり、発散できるように心がけていますね」
とはいえウィズコロナの制約は今もなおあり、ストレスフルな日常が続いている。そうしたなか、「ささやかなプレゼントになれば」という思いで作ったのが、12月22日に発売されるCD-BOX『旅うたスペシャルBOX』だそう。
「まだまだ旅に出られなくて、フラストレーションがたまってる人も多いかなと。そこで、少しでも“旅気分”を歌で味わってもらいたくて、47都道府県を横断するBOXを作りました。私も早く全国各地を巡りたいですね。’22年、もっともっと楽しい年になりますように!」